自分の耳に合うピアスを見つけよう!ピアスとイヤリングの違いもご紹介

身近なファッションアイテムであるピアスは、気軽におしゃれができるため、年齢問わず人気があります。ピアスは形や種類が多いため、どんなデザインを選べばいいのか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。本記事では、ピアスの概要や歴史、ピアスホールの名前、ピアスの種類などをご紹介します。

ピアスとは?

ピアスとは、耳に装着する装身具の一つです。一般的に、耳たぶなどに小さな穴を開けて取り付けます。また耳だけでなく、鼻や唇、舌などに穴をつけることもあります。種類が豊富で、イヤリングなどより落下する心配もないことから多くの人に親しまれているアクセサリーです。

ピアスの歴史

ピアスは古来より、アクセサリーとしてだけでなく魔除けとして用いられてきました。耳へ装着するタイプのピアスは、古代エジプトやインドなどではすでに行われてきたとされます。日本でも、縄文時代の遺跡からピアスが発掘されています。

現在のように庶民のファッションとして一般的となったのは、近代になってからといわれています。1970年代ごろより徐々に流行し始め、現在ではファッションの一部として定着しています。

イヤリングとピアスの違い

イヤリングとピアスは同じ耳につけるアイテムですが、主な違いは装着方法です。イヤリングは耳たぶに挟んで装着するのに対し、ピアスは皮膚に穴(ピアスホール)を開けてそこに装着します。

ピアスホールを開けるのに抵抗がある場合は、イヤリングの方が手軽におしゃれを楽しめるでしょう。ただし、ピアスと比較すると種類が少なくなります。ピアスの方が種類が多いため、「さまざまなおしゃれを楽しみたい」という方にはピアスの方が向いているでしょう。

ピアスにはさまざまな素材がある

ピアスは素材に寄っても違いがあります。主なピアスの種類に以下が挙げられます。

プラチナ素材

プラチナは科学的に安定しているとされる素材で、変色や変質が起こりにくいのが特徴です。お手入れもしやすく、汚れがついたらやわらかい布で拭き取るだけでOKです。

ゴールド素材

ゴールドも変色しにくく、耐久性があるとされる素材です。ゴールドの中で、金の含有率が75%以上のものは18金と呼ばれています。金の含有率が約42%のものは、10金と呼ばれており18金のものより安価です。そのため、気軽にゴールド素材のピアスを楽しみたい方におすすめです。

シルバー素材

やわらかい風合いが特徴のピアスです。長期間の着用などによって変色することがあるため、定期的なお手入れが必要です。

チタン素材

チタンはアレルギーが出にくい素材とされています。純度の高いものはピュアチタンと呼ばれており、肌にやさしいといわれています。

ステンレス素材

ステンレス素材も一般的にアレルギーになりにくいとされています。ただし、チタンよりも酸に弱いとされており、汗をかきやすい夏場などは注意が必要です。

ピアスホールにはそれぞれ名前がある

ピアスホールは開ける位置によってそれぞれ名前があります。ここでは、耳に開ける場合の名前をご紹介します。

イヤーロブ

イヤーロブは耳たぶを表す英単語で、一般的なピアスの場所といえばイヤーロブを指す場合が多いです。耳の中はやわらかい場所のため、他の場所を比べると穴を開けるときの痛みが少ないとされています。

耳の下にあるため、大ぶりのデザインのものも装着しやすいのがメリットです。

ヘリックス

耳の上部にある軟骨に開けるピアスです。耳の外側にあたる部分なので、他の場所よりも目立たせたい場合に向いています。軟骨ですが、他の部分よりも比較的やわらかいため開けやすいとされています。存在感のあるピアスをつけたい場合にもおすすめです。

トラガス

トラガスは耳の穴の前(付け根側)にある軟骨で、三角のような形をしています。耳たぶよりも前方にあるため、ピアスを目立たせたい場合に適しています。

アウターコンク

アウターコンクは、耳の上部の平らな軟骨部分です。ヘリックスの手前部分を指します。他の場所と比較してスペースが広いため、複数穴を開けてピアスを並べるのも人気があります。

スナッグ

スナッグは、耳の穴の外側、耳の中央部分にある軟骨部分です。トラガスと並ぶくらいの位置に開ける場合が多いですが、耳のバランスによってはもう少し上に開ける場合もあります。厚みがあるため、ピアッサーなどでは難しく、病院で開けることが多い部分です。

インダストリアル

インダストリアルは、2ヵ所以上のピアスホールを一つにつないだものです。場所は限定されていません。一般的には軟骨部分と耳たぶ部分をつなぐことが多いとされています。

ピアスの種類

ピアスは形状やデザインによって種類が分かれています。ここではピアスの主な種類についてご紹介します。

スタッドピアス

スタッドピアスは、耳に通す軸の部分を留め具(キャッチ)で固定するタイプです。キャッチ式ピアスとも呼ばれています。着脱が比較的簡単で、ピアスホールへの負担も少ないとされています。小さなタイプはあまり目立たないため、仕事用にもおすすめです。

キャッチ部分にもデザインが施されているピアスもあり、後ろからでもおしゃれに見えます。さらにリバーシブルで楽しめるデザインのものも販売されています。

フックピアス

釣り針状のポスト部分をピアスホールに引っ掛けるだけでつけられるタイプです。キャッチ部分が不要なシンプルな形状なので、ピアスが初めての方にもおすすめです。また耳元で揺れるため、ピアスホールが左右非対称になってしまった場合でも目立ちません。

小ぶりなデザインだとスタイリッシュなイメージ、ロングタイプだと大人っぽいイメージになります。カジュアルからフォーマルまで幅広く楽しめます。

フープピアス

フープピアスは、フープ状になったピアスです。太さや大きさによって印象を変えられるので、ファッションや気分によって変えられるのがポイントです。大きめのフープであればファッションのアクセントに、小さめなら繊細な印象が期待できるでしょう。

くぼみの部分で止めるので、落としてしまう心配が少ないです。またキャッチをなくすことがないのも魅力です。

チェーンピアス

チェーンピアスは、ピアスホールにチェーンを通すロングタイプです。ゆらゆらと揺れるので耳元を印象的にしたい方におすすめです。さらに前後の長さを調整できるため、気分に合わせて楽しめます。

アメリカンピアスとも呼ばれています。

顔のタイプに似合うピアスの選び方

ピアスは基本的に好きなデザインを選べばいいのですが、顔のタイプによって似合うピアスというものもあります。自身の顔のタイプに合わせたピアスを選びたい方は、以下を参考にしてみてください。

丸顔タイプ

丸顔はかわいらしい印象を与え、若い印象を与えるのが特徴です。ただし本人は「顔が大きく見える」と気にしていることもあります。

そんな印象を変えるピアスのタイプは、華奢で直線的なタイプとされています。たとえば、チェーンピアスはシャープな印象を与えるため、やわらかな雰囲気を持つ丸顔タイプの方にもぴったりです。またフリンジや、長方形、縦長のしずく型などがおすすめとされています。また最近では、大ぶりのデザインでも縦に連なったデザインが販売されているのでおすすめです。

一方で、フープピアスや丸みのあるタイプはデザインによって顔の丸みを強調してしまう可能性があります。こうしたタイプを選ぶ場合は、一度鏡で実際に合わせてみた方がいいでしょう。

面長タイプ

面長タイプはほっそりした輪郭をしており、大人っぽい印象を与える傾向にあります。本人は「顔が長く見える」と気にしてしまう場合もあります。

そうした面長タイプの方におすすめなのが、フープピアスや1粒タイプなどの丸みを帯びたデザインです。また大ぶりなデザインやボリュームのあるタイプも似合うことが多いでしょう。

一方で、長方形やドロップ型など縦に長いデザインは顔の輪郭を強調する可能性があります。そのため、選ぶ際には実際に鏡に合わせてみることをおすすめします。

ベース型タイプ

ベース型タイプは、はっきりとした印象を与える輪郭タイプです。落ち着いた雰囲気を感じさせますが、「角ばった顔に見える」と悩んでいる人もいるでしょう。

そんなベース型におすすめなのが、耳の形にそったフープピアスや丸みを帯びたデザインのものです。耳元に丸みのあるデザインのピアスを持ってくることによって、全体的にやさし気な印象となるでしょう。

一方で、長さのあるデザインのものやボリュームのあるピアスは輪郭を強調してしまう可能性があります。そのため、購入時にはしっかり着用後のイメージを固めることをおすすめします。

卵型タイプ

卵型タイプは、顔全体に立体感があり額やあごが丸みを帯びているのが特徴です。理想的な顔の形といわれているのが卵型です。

卵型におすすめなのが、フープピアスやボリュームのあるデザインのピアスです。基本的にどんなデザインでも似合いやすいタイプですが、初めて挑戦するデザインは鏡で装着後をイメージすることをおすすめします。

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魅力を引き出せるピアスを選ぼう

ピアスはさまざまな場所に開けることができ、それぞれ違う印象を与えます。ただし、開ける場所によっては強い痛みが伴うこともありますので、よく検討して方がいいでしょう。特に初めての方は病院で相談することをおすすめします。

ピアスホールが安定したら、さっそくピアスを装着してみましょう。ピアスはさまざまなデザインのものが販売されていますので、ぜひ自分の好きなものを身につけて楽しんでください。