神秘的な石タンザナイトについて知ろう!

タンザナイトは鮮やかな青色や紫色が特徴の宝石です。カラーストーンの中でも人気があるとされており、需要も高くなっています。タンザナイトはわずか数十年前に発見された宝石の1つですが、採掘量が少ないため希少な宝石としても知られています。本記事では、タンザナイトの特徴や産地、歴史、おすすめの人などをご紹介します。

タンザナイトとはどんな宝石?

タンザナイトは、アフリカのタンザニアの鉱山からしか産出しない希少性の高い宝石です。見る角度によって絶妙に変わる色合いが多くの人々を魅了しています。ここでは、タンザナイトの石言葉や主な産地、特性などをご紹介します。

タンザナイトの石言葉

タンザナイトの石言葉は「高貴」「冷静」とされています。タンザナイトでしか見られない深い色合いにぴったりの言葉であり、人々の心を落ち着かせる効果が期待できるでしょう。また精神的な落ち着きを得たい人、精神的に強くなりたい人、冷静な判断ができるようになりたい人にも、タンザナイトはぴったりといえるでしょう。

タンザナイトの主な産地

タンザナイトはその名の通り、アフリカにあるタンザニアでしか産出されない宝石です。1970年と近年に発見されたメレラニ鉱山から産出されたものだけが、タンザナイトと呼ばれる特別な宝石になるのです。この場所では、何かのきっかけでパナジウムがランダムに入り込んだため、奇跡とも呼べるタンザナイトが誕生しました。専門家によっては、タンザナイトが他の場所で産出する可能性はほぼないと考えられています。

しかしこのメレラニ鉱山は嵐によって崩落し、産出がストップすることとなりました。その後、鉱山は再開しましたが産出量は減っており、タンザナイトの価格も高騰することとなります。あと何年産出できるか分からないとされており、希少な石として人気が沸騰しました。

タンザナイトは産出されたあと、ほとんどが加工されます。宝石にされる際に熱処理によって、独特の青紫色に変化するとされています。その際に、性質が変化し、3色性から2色性になるといわれています。この2色性を見極めて、宝石として美しい色合いで熱処理を止めます。熱処理の直難が長いと色が暗すぎてしまうためです。

タンザナイトの特性

タンザナイトは、多色性があり見る角度によって色が変わるという特性を持っています。タンザナイトならではの奥深い青色、まるで夜空に月光が差したような美しい風合いが多くの人を魅了しています。白熱灯下ではパープルに近い輝きとなり、白色LEDの光の下では鮮やかなブルーに変化します。光によっても変わる表情はいつまでも見ていたいほど魅力的とされています。

また、タンザナイトは、もともと褐色のゾイサイトです。このゾイサイトを熱処理することで、青色から紫色に変化します。また天然色のブルーゾイサイトなども存在していますが、極めて珍しいとされています。加熱によって美しい青色に生まれ変わる代わりに他の色が消えてしまうことが多いのです。

ケイ塩酸鉱物のゾイサイトは他にも多くの鉱物が属しているとされます。これは微量の不純物が含有することで多彩な色合いに変化するためです。ゾイサイトは、パナウムが含まれていると青いタンザナイトになります。またマンガンを含んでいると、ピンクや赤色のチューライトになるとされています。ルビーやホルンブレンドなどを内包していると、緑色になるといわれています。

もっとも価値があるタンザナイトは、彩度が高く赤よりの紫色とされています。色だけでなく、インクルージョンを含んでいないものやカットのクオリティが高いものが高く評価される傾向にあります。

タンザナイトにはさまざまなカット方法がありますが、オーバルとクッションがもっとも多いとされています。さらに淡い色よりも濃い色の方が好まれる傾向にありますが、あまり濃い色だと暗すぎる色に感じる場合があります。そのため、購入時には透明度などもチェックしましょう。タンザナイトは大粒のものも産出しますが、人気のサイズは20カラット以下とされています。美しい色とクラリティ、カッティングを施したものは人気があり、ドロップイヤリングやネックレス、大粒のカラットのタンザナイトをリングにセッティングしたリングなどが人気があります。

タンザナイトの歴史

タンザナイトはまだ発見されてから約40年しか経っていない珍しい宝石の1つです。ここではタンザナイトの歴史についてご紹介します。

タンザナイトの歴史 

タンザナイトが発見されたのは1967年のタンザニア北部メレラニ地方とされています。マサイの部族民は、土壌から露出していた結晶の塊を見つけ、それを宝石探鉱者に伝えました。

青色の結晶を見た探鉱者は、サファイヤの鉱床を発見したと思い、その土地の採掘権を取得したのです。そしてメレラニ鉱山での発掘が始まりました。そして、調査の結果、その青い石がサファイヤではなく、新種の鉱物であることが判明したのです。美しい結晶であったことから、短期間に90件もの採掘権が提出されたといわれています。

このタンザナイトを一躍有名にしたのが、かの有名なティファニーだとされています。メレラニ鉱山で発見された新しい結晶は「ゾイサイト」であることが判明し、その結晶に将来性を感じたティファニー社が「タンザナイト」と命名します。そして、ティファニー社はタンザナイトの主要販売業者として契約を結びました。1968年に満を持して発表された「タンザナイト」は、世界中で注目を浴びることとなります。

ティファニー社によって発表されたタンザナイトは、ジュエリー業界の専門家たちに驚きを持って迎えられました。またハリウッドセレブたちがこぞって身に付けたことから、さらに世界中で人気が沸騰することとなります。今では、エメラルドやルビー、サファイヤなどのカラーストーンと並ぶほどの人気となりました。

一説によると、当初は「ブルーゾイサイト」の名前で呼ばれていましたが、ティファニー社が「スーサイド(自殺)」の響きに似ているということから、タンザナイトの名前がつけられたともいわれています。

タンザナイトの楽しみ方 

ここでは美しい独特の青色を見せるタンザナイトの楽しみ方についてご紹介します。

12月が誕生月の人

タンザナイトは12月の誕生石です。そのため、12月が誕生日の人へのプレゼントにもおすすめです。またペアリングとしても人気があります。婚約指輪や結婚指輪として、ダイヤモンドのサイドに配置したり、メインの宝石として選んだりする人も多いほど、人気のある宝石です。

クールで上品な印象を与えるタンザナイトは、年齢を問わずに身に付けられる宝石の1つです。シルバーと合わせてシックな印象にしたり、ゴールドと合わせて華やかにしたりなど、さまざまな楽しみ方ができるでしょう。また比較的大粒のまま産出することが多いとされているため、1カラット以上のものをネックレスに加工されることがあります。タンザナイトの色合いはエレガントな雰囲気を醸し出すので、ネックレスとの相性が良いとされています。普段使いはもちろん、パーティーなどにもおすすめです。また、小さめのタンザナイトはカジュアルにもぴったりで、洗練された雰囲気を出したいときにもぴったりでしょう。

誕生石は身に付けることでその人を守ってくれるといわれています。そのためタンザナイトを使ったジュエリーを身に付けるのもおすすめです。

美しい変化を楽しむ 

タンザナイトは見る角度によってさまざまな色合いに変化します。そのため、ジュエリーとしてはもちろんコレクションとして楽しむのもおすすめです。白熱灯とLEDの電灯ではそれぞれ見え方が違うとされているため、見比べてみるのもおすすめです。加熱して加工したタンザナイトよりも、非加熱のタンザナイトの方が色の変化を楽しめるといわれています。

さらに1つの結晶の中に2つの色がある「バイカラータンザナイト」もあります。青や緑、赤、黄色などさまざまな色合いを楽しむことができます。2色の色相は2つとして同じものはないとされているため、希少性が高く、個性的なバイカラータンザナイトは、コレクターの間でも注目されています。

タンザナイトのお手入れ方法

タンザナイトの美しい風合いを保つには、普段からのお手入れも大切です。ジュエリーとして身に付けたあとは、やわらかい布で全体を拭き取りましょう。汚れが気になる場合は、ぬるま湯につけて優しく拭いたあとに水気をしっかりと拭き取ります。超音波洗浄機やスチームクリーナーには決して入れないようにしましょう。さらに塩酸や急激な温度の変化などにも弱いため、家事の際には必ず外すようにしましょう。

また保管にも気を配りましょう。タンザナイトの硬度は6〜7のため、宝石の中では平均的な方ですが、外からの力が加わると傷がついてしまう可能性があります。保管の際は他のジュエリーと当たらないようにした方が良いでしょう。

タンザナイトの多くは美しい青紫色を出すために熱処理が施されています。この処理は一般的には問題がありませんが、中には色を変えるためにコーティングされたタンザナイトもあります。そうしたものは、通常の使用によって摩耗したり、破損したりする可能性があります。

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魅惑の宝石タンザナイトを身に付けよう

タンザナイトは宝石の中でも歴史は浅いですが、希少性の高さと美しさから、瞬く間に世界中で人気となりました。また産出量も少ないことから、今後価格が上がっていくことも予想されています。見る角度によって色合いを変えるその姿は見ていて飽きがこないので、観賞用として手に入れるのもおすすめです。気になった方は、ぜひ世界中の人を魅了するタンザナイトを身に付けてみてはいかがでしょうか。