自分だけのお気に入りのリングを見つけよう！リングの種類をご紹介
手元を輝かせてくれるリングは年齢問わずにおしゃれを楽しめるアイテムです。さまざまなデザインのものがあるため、自分の好みや着用シーンによって選べるのも魅力ではないでしょうか。本記事ではリングの概要や歴史、主な種類などについてご紹介します。
リングとは？
リング（指輪）は代表的な装飾品の一部として一般的に定着しています。日常的な装飾品としてだけでなく、結婚などの儀式を彩るアイテムとしても定着しています。
リングの歴史
リングは古来より装飾品として用いられてきました。現代ではアクセサリーとしての意味合いが強いですが、もともとは魔除けや護符、身分の証明、武器などの目的として始まったとされています。
当初は金属ではなく、麻や葦などの植物を用いていたとされます。紀元前の古代エジプトでリングを身につける風習は存在していたとされ、遺跡などから出土しています。
また古代ローマなどのヨーロッパでも、リングをはめる風習がありました。婚姻の際にリングを贈る習慣も、古代ローマから始まったといわれています。
リングの種類
リングはデザインだけでもさまざまな種類があります。ここでは主なリングの種類についてご紹介します。
カットリング
カットリングは、リングの表面を加工して模様をつけたものです。カットの方法によって輝き方やデザインを変えることができます。自分の好きなようにデザインがしやすいため、結婚指輪などでよく用いられるデザインです。
フラットバンドリング
リングの中で一番ベーシックな形状とされています。平らな帯状の金属を丸いリングの形にしたシンプルなデザインです。シンプルなデザインから、レディース、メンズ問わずに人気があります。
トリニティリング
トリニティリングは、3つのリングを組み合わせたデザインのリングです。デザインが特徴的なので、印象的なデザインを身につけたい人に適しています。もともとはハイブランドの一つであるカルティエの代表的なデザインとして知られていますが、現在ではさまざまなブランドからトリニティリングが販売されています。
エタニティリング
エタニティリングは、同じ大きさの宝石を指輪の外周に並べたデザインのリングです。一般的に夫婦の記念日などに贈られます。また婚約指輪としても人気のあるデザインです。
全周に宝石を並べたフルエタニティリングと、半周だけ並べたハーフエタニティリングがあります。
ストーンリング
ストーンリングは宝石がついたリングのことを指します。宝石の種類やカットなどによってさまざまなデザインにすることができます。指先を華やかに彩ってくれるので、日常使いはもちろんパーティーなどにもおすすめです。
ダイヤモンドなどの天然石のみならず、フェイクの石をつけたものもストーンリングに分類されます。
テンションリング
テンションリングは、宝石を金属の圧力によって固定しているリングです。宝石がリングの一部のようなデザインとなっているのが特徴です。
チェーンリング
チェーンリングとは、チェーンで作られたリングのことです。一般的なリングよりも肌に触れる面積が少ないため、圧迫感が少ないのが特徴です。軽いつけ心地のリングを探している方に適しているとされています。
身に着ける目的によって分類されるリングの種類
リングの種類は、身につける目的によっても分類することができます。ここでは、目的別のリングの種類についてご紹介します。
結婚指輪
結婚指輪は、結婚していることの証明としてつけるリングです。マリッジリングともいいます。日常生活でもつけたままにする場合が多いため、シンプルなデザインのものを選ぶ方が多いとされています。婚約指輪が一般的に男性から女性に贈るものなのに対し、結婚指輪はお互いが贈る結婚の証とされています。
結婚指輪が一般的になったのは、13世紀頃のヨーロッパといわれています。日本に伝来したのは明治時代後半とされ、キリスト教式の結婚式が行われるようになったことから庶民にも広まりました。定着したのは大正時代頃とされています。
婚約指輪
婚約指輪は婚約を交わしたことの証明として贈られるリングです。エンゲージリングと呼ばれることもあります。一般的に男性が女性に、プロポーズの際に贈られることが多いです。結婚指輪がシンプルなデザインであるのに対し、婚約指輪はダイヤモンドなどの宝石がついた高級感のあるデザインのものが人気となっています。
婚約指輪は古代ローマ時代から用いられてきたとされます。中世頃になると、お金を持つ人々が宝石で彩るようになり、15世紀頃にはダイヤモンドなどが飾られるようになったといわれています。日本で婚約指輪が広まったのは19世紀末ごろといわれており、庶民には戦後の高度成長期に定着したと考えられています。
婚約指輪という名称ですが、結婚後の着用も問題ありません。近年では、結婚指輪と一緒に見つけられるように、セットでデザインされたものも人気があります。
ペアリング
ペアリングは、一般的に結婚指輪よりもカジュアルな意味を持ち、カップル同士がつけるリングのことを指します。デザインや価格帯の幅が広く、年齢、性別問わずに身につけられるのが特徴です。
二人でおそろいのリングを身につけるという点では、結婚指輪もペアリングも大きな違いはありません。ただし、一般的に結婚指輪は「結婚の証」として長い間、日常的に身につけます。そのため、デザインだけでなく使い勝手や耐久性などが考慮されます。
一方で、ペアリングはファッションリングに分類されるリングです。耐久性などのよりもデザイン性などを重視する傾向にあり、トレンドを抑えたものが多いとされています。
はめる指でも意味が変わる！
リングははめる指によって意味合いが変わってきます。ここでは、はめる場所によって変わるリングの意味についてご紹介します。
親指のリング
親指のリングは「サムリング」とも呼ばれています。古代ローマ時代では、親指にリングをはめると望みが叶うといわれていたそうです。また戦場で弓を引く際に指を保護するものとしてもつけられていたといわれています。
右手
・指導力を高める
・威厳をもたらす
・勝負を挑むときのお守り
右手の親指は指導力や統率力などを象徴しており、権力をもたらすとされています。また威厳を発揮したいときや、勝負を挑むときのお守りとしても使われてきました。
左手
・目標を実現させる
・勇気を出して1歩を踏み出したいとき
・信念をつらぬく
左手の親指は、信念をつらぬき困難を乗り越えるための力があるとされています。勇気を出したいときや、達成したい目標があるときなどにおすすめです、
人差し指のリング
人差し指のリングは「インデックスフィンガーリング」とも呼ばれています。人差し指は、成功や積極性、開拓などを象徴し、相手との意思疎通がしやすくなるなどの意味を持っているとされます。
右手
・集中力を高める
・リーダーシップを発揮する
・意思を強くする
右手の人差し指は、意志を強くしたい方や積極性を高めたい人におすすめです。また集中力が高まるとされているため、仕事や勉強などでパフォーマンスを上げたいときなどにもおすすめです。
左手
・精神力を高まる
・積極性を発揮する
・進むべき道を指し示す
左手の人差し指は、積極性を発揮したいときにおすすめとされています。またポジティブな気持ちを高めたいときにも向いています。
中指のリング
中指のリングは「ミドルフィンガーリング」とも呼ばれています。中央に位置する中指はひらめきの象徴とされており、インスピレーションを発揮したいときにおすすめとされています。また仕事のお守りとしてつけるケースもあります。
右手
・邪気を遠ざける
・行動力を発揮
・意志を強くする
右手の中指は、邪気を払うとされており開運を求めている方にもおすすめです。また直感を高めたいときや意志を強くするとしたいときにも向いています。
左手
・協調性を向上させる
・判断力を向上させる
・人間関係を改善させる
左手の中指は、人間関係を改善させたい、周りの人ともっと合わせたいときなどに適しているとされます。中指は協調性を高めるとされており、人間関係において悩みがあるときやサポートして欲しいときなどにおすすめです。
薬指のリング
薬指のリングは「アニバーサリーリング」とも呼ばれています。薬指はクリエイティブに関係する指とされており、芸術や音楽、医学など目指す道がある人は薬指にリングをつけてみてはいかがでしょうか。また心臓に近い指と考えられていることから、誓いの指ともされています。
右手
・心の安定
・恋を叶える
・インスピレーションを刺激する
右手の薬指は心をリラックスさせ、インスピレーションを高めてくれるといわれています。クリエイティブ関係の仕事をしている人におすすめです。
左手
・絆を深める
・愛を深める
・家族運を上げる
左手の薬指は結婚指輪や婚約指輪などをつける愛や誓いに関係する指として知られています。愛や絆を深めたいときなどにおすすめです。
小指のリング
小指のリングは「ピンキーリング」とも呼ばれています。自分らしさをアピールしたいときやチャンスを呼び込みたいときなどにおすすめです。
右手
・魅力をアップさせる
・自分らしさを発揮する
・表現力を上げる
右手の小指は自分の魅力を引き出したいときにおすすめです。
左手
・チャンスを呼び込む
・恋を引き寄せる
・願いを叶える
左手の小指はチャンスや恋を引き寄せたいときや願いを叶えたいときなどにおすすめです。
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自分好みのリングを選ぼう！
リングは昔から親しまれてきた装飾品の一つです。幅広いデザインのものが販売されているため、自分好みのものが見つけやすいでしょう。また結婚指輪や婚約指輪など、特別な意味を持つリングもあります。
またリングは、はめる指によっても意味が変わってきます。デザイン性だけでなく、意味を知ればさらに特別なリングになるかもしれません。ぜひ自分好みのリングを見つけてみてください。