ステンレスリングならアレルギー体質でも平気?選ぶ際のポイント
2020-11-30
「アレルギー体質なので、金属アレルギーが心配……」という人は、この記事をご覧ください。アレルギー体質の人におすすめのステンレスリングの選び方ついてご紹介しています。
それでは、さっそくステンレスリングの選び方のポイントをみていきましょう。
ステンレスリング、どんなときにおすすめ?
ステンレスリングは錆びにくく、傷がつきにくいので普段使いにぴったりです。
ステンレスと呼べる合金になるには、クロムを11%以上混ぜないといけません。クロムを混ぜることによって、鉄の表面にうすい膜を張ることができるので、汚れや錆びをよせつけないというわけです。さらにニッケルも混ぜることでより錆びに強くなるので、ほぼお手入れが必要ありません。ステンレスリングは忙しい毎日を過ごす人に特におすすめです。
これからステンレスリングを普段から身につけてカジュアルにおしゃれを楽しめる理由を、いくつかご紹介します。
金属アレルギーを持っているとき
金属アレルギーのなかでも銅アレルギーを持っている人は、避けたほうがいいジュエリーがあります。それは18金イエローゴールドと、18金ピンクゴールドです。純度の高いゴールドですが、合金です。硬度を上げたり色味を調節するために、18金は純粋なゴールドに銅を混ぜて合金にしています。金属アレルギーになりづらいとされているゴールドですが、ジュエリーとして加工する際に混ぜられる銅によりアレルギー反応を起こしてしまうかもしれないので、18金は銅アレルギーの人は避けたほうがいいでしょう。
そして銅アレルギーの人は一般的にジュエリーとしてよく出回っている合金の、シルバー925にも気をつけたほうがよさそうです。純銀ではジュエリーにするのに柔らかすぎるので、少しだけ銅を混ぜると硬度が安定するため、職人達は純銀よりも好んでシルバー925を使います。そのため、銅アレルギーの人は、銅が少量だけど混ぜられているシルバー925も避けたほうが無難です。
銅アレルギーの人はゴールドもシルバーも諦めて、ジュエリーでおしゃれすることを諦めなくてはいけないのでしょうか。そんなことはありません。ゴールドやシルバーの代わりにステンレスを使えば、銅アレルギーの人でもジュエリーを身につけておしゃれを楽しむことが可能です。
結婚指輪をしたいが手作業が多く傷が気になるとき
ステンレスリングは錆びにくく、傷がつきにくい性質を持っています。結婚指輪に人気の素材の貴金属(ゴールド、シルバー、プラチナ)は柔らかいので、毎日のお料理やお掃除で手を酷使すると、結婚指輪に傷がついてしまいがちです。貴金属は傷がつきやすいだけでなく柔らかさゆえに楕円形に変形してしまうこともあり、お料理中に使う塩水や調味料でゴールドが腐食してしあうことがあります。ゴールドは塩、塩素にとても弱くかなりダメージを受けてしまう素材です。王水(濃塩酸と濃硝酸)でしか溶かすことのできないゴールドが、まさか塩水で腐食するなんてびっくりしてしまいますよね。
一方、ステンレスリングは硬いので変形することはめったにありません。とても頑丈なのです。さらに、塩水にひたしても腐食しません。とにかく頑固で変質しない強さがステンレスリングの魅力です。
安価なリングが欲しいとき
結婚指輪に人気のプラチナやゴールドはとても高価です。カジュアルにおしゃれを楽しむために、もっと安価にジュエリーが欲しいときはありませんか。
そんなときにおすすめなのが、ステンレスリングです。ステンレスリングは、プラチナやゴールドよりもだいぶ安価に手に入れることができます。自分でおしゃれする用にお気に入りの一品を手軽に購入できますね。
リングのお手入れが面倒なとき
ステンレスリングは前項でもご紹介した通りとても頑丈で、錆びづらいし傷もつきにくいので、ステンレスリングのお手入れは汗や汚れが気になったときにサッとふき取るだけでOKです。特別なお手入れが不要なのが、ステンレスリングのいいところですね。
温泉やプールなどで、変色や腐食をしないように外しておいて、なくしてしまうという心配もありません。ステンレスリングは腐食も変形も心配がないので、いちいち指から外さずにアクティブなこができます。もうそのまま、つけたままでOKで、スポーツをしたりバーベキューをしたりしたあとも、特別なお手入れは不要です。しっかり手を洗う時に、一緒に石けんで洗ってしまえば清潔にできるので、お手入れはとっても簡単に済みます。
ステンレスリングなら絶対に金属アレルギーを起こさない?
ステンレスは鉄をベースにクロムとニッケルを混ぜた合金で、クロムやニッケルにアレルギー反応を起こす人には不向きです。あくまでもステンレスは「銅アレルギーの人におすすめ」という素材ということでご紹介しました。
金属アレルギーとひとくちにいっても、素材によってアレルギー反応を起こすものと大丈夫なものがあります。心配な人は病院で金属アレルギー検査を受ればどの素材にアレルギー反応が起きるのか調べることができるので、せっかく購入したステンレスリングを無駄にしないためにも事前に金属アレルギー検査をしておくことをおすすめします。
ステンレスリングを選ぶ際のポイント
変形せず頑丈だということは反対にいえば「融通がきかない」ということなので、ステンレスリングを選ぶのに最も大切なポイントは、サイズ感です。また、とても頑固なステンレスリングを愛用するには、サイズ感の他にどんなことが大切なのでしょうか。いくつか気をつけるべきポイントをご紹介します。
サイズはしっかり測る
ステンレスリングは硬いため、リサイズが難しく作り直しがききません。「思ったより大きいサイズを購入したから、指から抜けてしまう」というときにリサイズができないのはショックですよね。また、ステンレスリングは硬いため抜けなくなったときに切断するのがとても大変なので、最初からぴったりのサイズを購入することがあとで後悔しないための重要なポイントです。自分の指よりも小さいサイズを購入して無理やりステンレスリングをつけたら取れなくなってしまったというときに、切断が大変だとすると……想像するだけでもちょっとゾっとしますよね。
このように、購入の際の「サイズを測る」という作業は正確さがとても重要です。
「婚約指輪は非ステンレス、結婚指輪はステンレス」など利用シーンに合わせて選ぶ
普段使いに向いているステンレスリングは、結婚指輪としてもぴったりです。毎日結婚指輪を身に着けてお料理やお掃除をするのですから、結婚指輪は頑丈なもののほうがいいですよね。
しかし、普段は身に着けないけれど高価な素材がふさわしい婚約指輪は、貴金属がおすすめです。貴金属とはゴールド、シルバー、プラチナのことで、資産にもなりますので投資に貴金属を購入する人もいます。金属アレルギーがあったとしても、毎日身に着けるわけじゃなく所有することが大切な婚約指輪は、非ステンレスの貴金属がおすすめです。
TPOに合わせて利用シーンによって上手に使いわけてみてください。
万が一、金属アレルギーを起こしたら病院へ
「ニッケルアレルギーでもクロムアレルギーでもないので、ステンレスリングを愛用していたらアレルギー反応が起きてしまった!」という場合は、すぐにかかりつけの医師にご相談ください。
ステンレスは「鉄、クロム、ニッケル」以外にも、メーカーによって他の素材が混ぜられている場合があります。もしアレルギー反応が起きたとしたら、「その他の素材」が原因の可能性もあります。
また、今まで大丈夫だった場合も、突然金属アレルギーになることもあります。重大な症状である、アナフィラキシーショックがこわいので、自分で判断せず病院で診察を受けましょう。もしかしたら、金属アレルギー以外の原因もあるかもしれません。「お手入れ不要なのでつけっぱなしにしていたら、指とリングの間に汚れがたまってしまって炎症を起こしてしまった」という、ちょっと恥ずかしいシチュエーションも考えられます。いくらお手入れ不要だとはいえ、清潔にしましょう。このようなこともあり得ますから、医師にしっかり症状を伝え、きちんと診察してもらいましょう。
オールジュエリーのステンレスリング
オールジュエリーのステンレスリングは「サージカルステンレス」という医療用メスにも使われる素材を使用しています。また、変質や腐食に強いので、温泉や海水浴のときに身に着けていても安心でしょう。また、ステンレスリングは硬いので、美しいフォルムが長持ちします。その頑丈さゆえ、力仕事や肉体労働の男性に特におすすめです。ブルーやブラックのPVDコーティングは、特にメンズ向けのデザインにぴったりです。詳しくはステンレスアクセサリーの特設ページをご覧ください。
多種多様なデザインと色から選べる
ステンレスリングの素材はサージカルステンレスですが、PVDコーティングによっていろいろなカラーバリエーションがあり、結構はっきりとした色味です。ブルー、イエロー、ブラック、ゴールド、ピンクなどがあるのでお好みのお色味が見つけられるはずです。
オールジュエリーのサイトでは、種類豊富なデザインとカラーバリエーションのステンレスリングを見られるので、ご自身の好みに合うものが見つかるでしょう。
刻印が可能
刻印オプションを追加することで、世界でたったひとつだけの特別なステンレスリングにすることができます。思い出を記念に残すようなプレゼントとしてもおすすめします。
>>ジュエリーを探す<<
使いやすいステンレスリングを購入してみませんか?
ステンレスリングは、錆びにくく頑丈なのでお手入れが簡単です。安価で手に入り、カジュアルにおしゃれを楽しんだり、思い出を身近に感じることができます。特に日常生活で手を酷使する人は、結婚指輪はステンレスリングがおすすめです。
そして比較的、金属アレルギーを起こしにくいとされています。オールジュエリーのステンレスリングは、サージカルステンレスという医療用メスにも使われる素材を使っています。多種多様なデザインとカラーバリエーションがあり、刻印も可能です。
使いやすく、金属アレルギーの面でも心配の少ないステンレスリング。
指輪を探している方は、ステンレス製のものをぜひご検討ください。
Posted by オールジュエリー メディアブログ編集部
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