パールネックレスは冠婚葬祭に必須!結婚式やお葬式に備えておこう

女性が冠婚葬祭で身につけるジュエリーといえば、パールのネックレスが定番です。成人をすると、結婚式などのお祝い事から、お葬式などの弔事まで幅広いシーンで使われます。ですから、成人をした女性への贈り物としてもパールのネックレスは最適なのです。なぜ、パールのネックレスが冠婚葬祭に多く用いられるかについては、所説あります。

本記事ではパールのネックレスが使われるシーン各種やマナー、品質の判断基準について詳しく解説していきます。大人の女性としての嗜みに自分で購入する場合や、成人した女性への贈り物を購入する場合に、おすすめの購入先についても紹介しますので、ぜひ最後まで読んで一生もののパールネックレスを見つけてください。

真珠のネックレスはどんなときに使える?

パールのネックレスは、1つ所有していればさまざまなシーンで使うことができます。大人の女性のたしなみとして、成人したら持っていると何かと役立つでしょう。パールのネックレスを身につけて出席することをおすすめするシーンを4つ挙げて解説します。

結婚式

真珠のネックレスを身につけるシーンの定番といえば、結婚式です。真珠は愛情の象徴であり、ネックレスは切れ目なく円を描くかたちから縁を結ぶとされているためです。ただし、身につける際には注意することがあります。装いが黒に偏らないようにすることです。というのも、葬儀に出席する際にも真珠をつけることがあるからです。

晴れやかなお祝いの席に、喪服を連想する装いで参加するのはふさわしくありません。明るい色味の服装にするか、ショールを羽織るなどして華やかなイメージのコーディネートを心がけてください。

真珠以外のジュエリーは、注意が必要です。

例えば、キラキラ光るストーンは写真撮影の際に光を反射してしまうことがあります。派手なネックレスも、花嫁を邪魔するとして敬遠されます。

入学式・卒業式

保護者として子どもの入学式や卒業式に出席する際も、真珠のネックレスが重宝します。目立ちすぎず品の良いコーディネートになるからです。ネックレスの他に、ピアスやイヤリングとセットで使うのもおすすめです。また、入学式や卒業式にはコサージュをつけることもあります。この場合、真珠のネックレスとコサージュの両方をつけるとまとまりがなく、センスのない装いに見えてしまうことがあります。

スッキリ見せた方が印象良く見せられるので、真珠のネックレスを身につける場合はコサージュをつけるのは控えた方がいいでしょう。小ぶりのコサージュで服装と色味が合っているようなら、ネックレスにつけて可愛らしくコーディネートしてみてください。

謝恩会などのパーティー

卒業式の後、恩師への感謝を伝えるために開かれる謝恩会に出席することも多いでしょう。この場合も、真珠のネックレスが重宝します。卒業式に出席して、そのまま謝恩会パーティーに参加しても問題ないでしょう。

おすすめなのは、卒業式ではややかしこまってジャケットを羽織る服装で出席し、謝恩会ではジャケットを脱いで参加するというコーディネートです。真珠のネックレスは、どちらのファッションにもぴったり合うので便利なアイテムといえるでしょう。パンツスタイルで参加する場合にも、真珠のネックレスが女性らしさをプラスしてくれます。

お葬式・お通夜

お葬式やお通夜に出席する喪服にも、真珠のネックレスは定番です。さまざまな真珠がある中で、アコヤ真珠や14ミリまでのタヒチ黒蝶真珠は、喪服との相性が良いとされています。

一方で、南洋白蝶真珠やステーションネックレス(チェーンの間に等間隔で真珠があしらわれたデザインのネックレス)は相性が悪いとされているので避けた方がいいでしょう。

三回忌までは正式な喪服に真珠のネックレスを身につけるのが一般的ですが、それ以降は派手過ぎない略喪服でも問題ありません

冠婚葬祭におけるパールネックレスのマナー

真珠は冠婚葬祭に最適だという話はよく聞くけど、どんなシーンでどんな真珠をつけるのが正式なのか、迷ってしまうこともあるでしょう。実際に、お悔やみの席とお祝いの席では真珠の使い方が異なります。冠婚葬祭では必需品の真珠ですが、どんな真珠でも身につけていれば問題ないというわけではないことを理解しておきましょう。

お葬式やお通夜におけるマナー

洋装の喪服では、ジュエリーを身につけるのがマナーです。これは、故人への敬意を表現するためといわれています。和装では、アクセサリーを身につけないのが基本です。腕時計や結婚指輪の装飾も外しておく方が良いでしょう。特に、ゴールドのものはNGです。

真珠の色

弔事において、男性のネクタイは黒を身につけますが、女性の真珠は必ずしも黒真珠ではなくても問題ありません。白真珠でも黒真珠でもマナー違反にはなりませんので、安心して身につけてください。グレーでも問題ありませんが、ピンクやゴールドは避けましょう

真珠の大きさ・形

大きさは、直径7~8mmくらいのものが華やか過ぎずベストなサイズです。黒真珠は落ち着いた印象を受けるので、10mmくらいでもマナー違反にはなりません。イヤリングも真珠にする場合、ネックレスの真珠の大きさと合わせるとまとまって見えます。

形は、きれいな丸い形のものがいいでしょう。天然の真珠は、粒が大きくなるほど少しずつゆがんだ球体になりがちな性質があります。ですから、小ぶりのものを選べば美しい丸型をしているといえるでしょう。また、リーズナブルな人工真珠はきれいな丸型なので、弔事に身につけるネックレスに適しています。

ネックレスの長さ

長さは、首周りの太さによっても違いますが、一般的な体形の場合は40cmくらいがいいでしょう。長いネックレスはカジュアルな印象に見えてしまうこと以外にも、不幸を長引かせるというイメージがあるため、弔事では避けてください。高身長の女性は、40cm以上のネックレスでもバランス的に問題なければ身につけてもNGではありません。目安としては、鎖骨よりやや下にくるくらいが適した長さです。

一連のみ可

弔事では、二連や三連のネックレスは「不幸が重なる、悲しみが繰り返される」といわれて縁起がよくないものです。必ず一連の真珠を身につけるようにしてください

慶事におけるマナー

真珠のネックレスは、結婚式や記念式典など華やかなパーティーでも活躍するアクセサリーです。お祝いの場であれば、弔事より自由なデザインのものを選んでも問題ないでしょう。

真珠の色

カラーは、定番の白だけでなく黒でもピンクでもグレーでも、服装に合わせて自由に選んでも問題ありません。真珠はカラーバリエーションが豊富なので、カラーコーディネートを楽しみましょう。

真珠の大きさ・形

お祝いの席で身につける真珠のサイズは、小さすぎない7〜9mmが適しています。身長やネックレスの長さとの兼ね合いで粒の大きさを選びましょう。

形は、きれいな丸型に限らず、変形したバロックパールを選んでもNGではありません。個性的なコーディネートにしたいなら、アクセントにもなります。

ネックレスの長さ

慶事では、長さについてのマナーも厳しい制限があるわけではないので安心してください。ネックレスの長さは、大きく分けて次のような5つの種類があります。

・首周りにぴったり合った長さ…チョーカー

・鎖骨までくらいの長さ…プリンセス

・胸元までくらいの長さ…マチネ

・みぞおちまでくらいの長さ…オペラ

・アレンジが可能な長さ…ロープ

お祝いの場では、このうちのどの長さを選んでも大丈夫なので、好きな長さのものを選んで全体のバランスを調整するようにしてください。

一連も二連も可

ロープは107cm以上の長さがあるもので、二連や三連で身につけましょう。華やかさを演出できるだけでなく、「おめでたいお祝いごとを重ねる」という意味があるのでふさわしい身につけ方といえます。もちろん、一連のネックレスを上品に身につけるのにも適しています。

真珠の品質は何で判断する?

一見すると、どれも同じように見える真珠ですが、コツを覚えておくとクオリティの高いものとそうでないものが区別できるようになります。

巻き

よくいわれる真珠の「巻き」とは、真珠の層の深さや厚さのことです。真珠は、自然の力で核に何層も真珠層を巻くことで出来上がります。

この層の厚みがあるほど、深みのある高品質な真珠になります。真珠層が薄いと劣化や変色が早くなり、クオリティの低い真珠と判断されてしまうことを理解しておきましょう。

簡単な見分け方は、自然光にかざしてみる方法です。巻きが厚ければ光にかざしても美しさは変わりませんが、薄いと核が透けて見えます。

判断するのが難しいポイントではありますが、重厚感があり神秘的な魅力のある真珠を手に入れるため、購入する際はじっくり観察してみてください。

照り

照りは光沢のことで、美しく輝いているものがいいとされています。質の高い真珠は、多層構造だからこそ放たれる魅力的な輝きと、複雑でありながら優しい神秘的な光をまとっています。

真珠層が0.4mm以上あり、きれいに並んでいるほど美しい照りが生まれるといわれているので、見分ける際のヒントにしてください。また、真珠を覗き込んだ際に顔が鮮明に映り込むものは良い照りだといえます。他にも、照明をあてたときに白くなっている部分の周りが濃い赤や緑になっているものも良い照りです。

このように、巻きに加えて照りをチェックしてみると、真珠の良し悪しがはっきり見えてくるでしょう。

真珠に詳しくない人でもはっきり分かりやすいのが、形の違いです。一般的に、真円に近いかたちほど良い真珠といえます。ただし、美しい丸いかたちの真珠の中には、巻きが薄く質が良くないものもあります。また、最近では形が真円でなくてもしずく型やゆがんだ形のものも、個性的な真珠として好まれる傾向があります。

ですから、あくまで形は基本として認識しておいて、見極める際は巻きや照りを重視した方がいいでしょう。

大きさ

真珠のサイズは、大小さまざまなものがあります。どちらが良いということはなく、シーンに合わせて使い分けるようにするといいでしょう。

一般的なものは、7.5〜8mmのもので、フォーマルにもカジュアルにも使えます。また、世代によっても似合う真珠のサイズが変わります。

若いうちは小ぶりなものを身につけた方が、清楚で初々しいイメージを持たれます。年齢を重ねていくうちに、少し大きめの真珠を身につけても上品に見えるようになるでしょう。このように、品質には関係ありませんが、年齢や使うシーンに合わせたサイズ選びを心がけてください。

色は、大きく分けて次のような5つの種類に分かれます。

・ホワイト系

・クリーム系

・ピンク系

・ブルー系

・ゴールド系

この色の違いは、貝の種類の違いによるものです。どの産地の貝から採れたのかによって色が変わってくるのです。真珠の色も、品質に関係ありません。好みや用途に合わせて選ぶようにしましょう。

傷の有無

傷といっても、自然界で真珠ができる過程で何らかの原因によってできた突起やくぼみと、採取した後についた傷の2種類があります。

真珠の品質としては、傷の数や大きさ、場所によって価値が変わってきます。ただし、自然にできる真珠は、まったく傷がないものではないと考えてください。むしろ、巻きや照りが優れているものほど傷があるものです。傷の有無にこだわり過ぎず、真珠そのもののクオリティを見るようにしましょう。

高品質のパールネックレスなら「オールジュエリー」

大人の女性のたしなみとして、質の良いパールネックレスを1つは所有しておきたいと思ったら、「オールジュエリー」を利用して購入するのがおすすめです。真珠以外にも、海外直輸入から国産まで約8,000点ものさまざまなジュエリーが購入できるのも特徴といえるでしょう。また、日々忙しくてショップに行く時間が取れない人も、ウェブサイトなら空いた時間に検索して購入することができます。

高級な真珠をインターネットで購入するのは怖いという人も、長い間多くの人に愛されてきた「オールジュエリー」なら安心してご利用いただけます。万が一、お手元に届いてからイメージと違った場合でも丁寧に返品や交換に対応いたします。

大切な娘さまや孫娘さまへの贈り物として真珠の購入を考えている方には、無料のおしゃれなラッピングの用意もございます。パールのネックレスを購入する際は、「オールジュエリー」をぜひご利用ください。

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急な冠婚葬祭でもパールネックレスがあれば安心!

結婚式やお祝いのパーティーなどは事前に招待がありますが、お葬式は突然連絡があり駆けつけることになる場合がほとんどです。ですから、パールのネックレスを持っていれば、いざというとき安心して出席することができるでしょう。冠婚葬祭のどんなシーンでも身につけられるのはパールのみです。特に、40cm程度の長さの白いパールネックレスがあれば、万能なアクセサリーとして活躍します。

正確にいうと、慶事と弔事で多少色や大きさ、形長さ、身につけ方が異なる点があるので、覚えておくと役立ちます。また、真珠は品質の優劣の幅がかなり大きいことも理解しておきましょう。主に、巻きと照りを重視して品質の良いものを選べば、一生使えるアクセサリーになります。

大人の女性として冠婚葬祭で恥ずかしい想いをしないためにも、質の高いパールネックレスを購入しておきましょう。