6月の誕生石は?意味や特徴まとめ
6月の誕生石は、パール(真珠)、ムーンストーン、アレキサンドライトです。宝石ごとに特徴があり、どれも美しいですよね。6月の誕生石それぞれの意味や特徴を解説するとともに、6月の誕生石ジュエリーがおすすめの人をご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
6月の誕生石の特徴と意味
6月の誕生石であるパール、ムーンストーン、アレキサンドライトの特徴と意味についてご紹介します。
パール(真珠)
パールは鉱物ではなく、海水や淡水の母貝で育ちます。一般的にイメージするパールは、シルバーがかった白・クリーム色が多いですが、薄ピンクや青みを帯びた灰色のパールもあり色に幅があります。美しい海の宝石であるパールにあこがれる女性は、多いのではないでしょうか。
古代インドでは「聖なる石」として崇拝され、魔から身を守ってくれるお守りとして使われていたとされています。宝石言葉は「純粋無垢・健康・免疫力・長寿・防御・富・芸術的才能」です。
パールの種類には「アコヤ真珠・淡水パール・ブラックパール」などがあります。アコヤ真珠はパールの代名詞ともなっており、日本近海で採れもっとも真球に近いといわれるほどです。淡いピンク色で、気品のある美しさが特徴です。淡水パールは湖などの淡水で採れ、球体だけでなくさまざまな形で育ちます。オレンジや紫など、色のバリエーションも豊富なのが特徴です。ブラックパールは、日本的な美を際立たせます。お葬式の場でしか使わないと思われがちですが、有名芸能人がパーティーの場で身につけたことでも有名です。
冠婚葬祭では、多くの女性が装飾品として身につけています。一般的に「光るジュエリーを身につけてはいけないから」という理由からですが、パールが持つ意味にも関係があります。パールには純粋の意味があり、親しい人の結婚祝う気持ちを表現しているのです。また「人魚の涙」「月のしずく」の異名をもち、悲しむという意味で弔事の場でも身につけられます。
さらに安産のお守りともされており、母貝で育って真珠が誕生することに由来しているのでしょう。母性や美しさ、上品さを引き出し、女性を守護する宝石だといわれています。
ムーンストーン
ムーンストーンはガラスより硬く石自体は無色で、光の当たり具合によって青やパールのような白にきらめきます。月のエネルギーを宿した神秘的なパワーストーンとされ、古代より癒やしを与えてきたとされています。ムーンストーンの和名は「月長石(げっちょうせき)」で、光で青や白に輝くことが月の光に例えられ、この名前がつきました。
光の当たり方によって青白く輝く「シラー効果」や、宝石内部で光が反射したときに線になり猫の目のように見える「キャッツアイ効果」がみられるものもあります。高品質なものは、ロイヤルブルームーンストーンと呼ばれています。見る角度や光の加減によって、さまざまな輝きを表現するムーンストーンは、ジュエリーの中でも人気です。
宝石言葉は「幸運・円満・純粋な愛」です。中世のヨーロッパで恋人同士が贈り合う風習から、「恋人たちの石」の別名もあります。そのため愛や幸運に関連した意味を多く持つ宝石です。恋が芽生えたり、別れた恋人を再び結びつけるという伝承もあります。また「旅人の石」ともされており、道に迷わずアクシデントから守るとされてきました。
ムーンストーンは鏡のような石で、実像や未来像を映し出す「透視の石」の異名があります。自分自身を見つめ直したいときなどに、助けになることでしょう。
また、ムーンストーンは女性性を育み、より女性らしく、美しさが増すともいわれています。
アレキサンドライト
アレキサンドライトは光の種類によって色を変える、カメレオンのような宝石です。日光や蛍光灯では緑色から青みがかった緑色に、白熱灯では赤色から紫がかった赤色に変化します。その特徴から「昼はエメラルド、夜はルビー」と例えられ、当初はエメラルドと間違えられたほどです。
色の変わり方がはっきりしている宝石ほど、質が高いとされています。美しく希少性が高いことから、宝石の王様とも呼ばれています。石は硬く、鋼鉄のヤスリでも削れません。
アレキサンドライトは1830年にロシアで採掘され、ロシア皇帝に献上されました。その日が皇太子であるアレクサンドル2世の誕生日であったことから、アレキサンドライトと名前がついています。
宝石言葉は「情熱・独立・秘めた思い・挑戦・出発・魅力」です。緑から赤に色が変わることから、大人の女性になぞらえ「淑女の宝石」とされています。本当の魅力は大人になってからでないと分からないともいわれていますが、この背景が関係しているのです。
アレキサンドライトは、勝負を挑む人にとって理想的なジュエリーかもしれません。仕事や恋愛のみならず、勝利へと導いてくれる効果があるといわれているからです。行き詰っている方などつらい状況にあっても、前向きになる力を持つことができるかもしれません。
6月の誕生石ジュエリーはこんなときにおすすめ
6月の誕生石の意味や特徴がわかったところで、どのようなシーンで6月の誕生石ジュエリーを贈るのがおすすめなのかご紹介します。
- 6月生まれの方の誕生日プレゼント
- 白色や淡色系の宝石が好きな人
- 誕生石の意味がぴったり
親しい方へのプレゼントとしてだけでなく、自分へのプレゼントとしてもおすすめです。
6月生まれの方の誕生日プレゼントに選びやすい
恋人や親しい友人などに6月生まれの方がいらっしゃれば、6月の誕生石ジュエリーは誕生日プレゼントに選びやすいアイテムです。誕生日プレゼントは好みがわからない、渡すものがなくなってきたなど悩みもつきものです。6月生まれの方には6月の誕生石をプレゼントすることで、「自分のことを考えて選んでくれたんだ」と喜ばれるでしょう。
また6月の誕生石は「パール(真珠)・ムーンストーン・アレキサンドライト」と3種類もあるので、贈る相手のイメージにも合わせやすいです。
白色や淡色系の宝石が好きな人におすすめ
パール(真珠)やムーンストーンは、白色系や淡色系のものが多いため、白色や淡色系の宝石が好きな人にもおすすめです。どちらも人気のある宝石で種類も多く、白や淡色のなかでもそれぞれ微妙に違いがあります。ムーンストーンと一口にいっても、シラー効果やキャッツアイ効果の見られる宝石もあるため、選ぶのも楽しいでしょう。
パール(真珠)はさまざまなシーンで身につけられる宝石で、女性は年を重ねるごとに使う頻度も高くなります。生活の中で使えるものを選びたい方に、適しているといえます。
誕生石の意味がぴったりの場合
6月の誕生石それぞれの意味をご紹介しましたが、6月生まれでなくても、人柄と誕生石の意味がぴったりという方にもおすすめです。6月生まれの方だけが6月の誕生石を買うわけではなく、それぞれの意味に合わせて購入する方も多くいらっしゃいます。
勝負に挑みたい、もっと女性らしくなりたいなど、6月の誕生石に由来する感情をお持ちの方は、ぜひ手に取っていただきたいです。
6月以外の月の誕生石一覧
6月以外の誕生石には、どのようなものがあるでしょうか。以下に誕生石の一覧を作成しました。自分の誕生月の石を確認してみましょう。
1種類しかないものもありますが、6月のように複数の誕生石が設定されている月もあります。誕生石は国によって異なる場合もあります。
月 | 誕生石 |
1月 | ガーネット |
2月 | アメシスト |
3月 | アクアマリン ブラッドストーン サンゴ |
4月 | ダイヤモンド |
5月 | エメラルド ヒスイ |
6月 | パール(真珠)
ムーンストーン アレキサンドライト |
7月 | ルビー
カーネリアン |
8月 | ペリドット
サードニクス |
9月 | サファイア |
10月 | オパール
トルマリン |
11月 | トパーズ
シトリン |
12月 | トルコ石
ラピスラズリ タンザナイト |
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6月の誕生石であるパール(真珠)は、あこや真珠の中でも高品質なものだけが位置づけられる「花珠真珠」を用いたジュエリーを取り扱っています。また、希少性の高いアレキサンドライトを用いた多種多様なジュエリーも用意しています。
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6月の誕生石の意味を知ってプレゼントしてみましょう
6月の3つの誕生石、「パール(真珠)・ムーンストーン・アレキサンドライト」の意味や特徴、6月の誕生石がどのような方におすすめなのかをご紹介しました。
パールは美しい海の宝石で、純粋無垢・健康・富などの宝石言葉を持ちます。ムーンストーンは月のエネルギーを宿しているとされ、幸運や純粋な愛などを意味します。アレキサンドライトは緑から赤と色を変える希少性の高い宝石で、宝石言葉は挑戦・情熱・魅力などです。
この記事を参考に6月の誕生石の意味を知って、大切な方へのプレゼントに是非ご検討ください。