ロケットペンダントの素材の選び方！金（ゴールド）の種類（18金、14金）を紹介

2022-12-19

大切な人やペットの写真を入れて、いつでも身につけていられるロケットペンダントは、古来より人気があります。ロケットペンダントには、さまざまな素材があり、素材ごとに持っている雰囲気が異なります。その中でも、金はカラーバリエーションも豊富なため、ファッションや好みで選びやすいでしょう。本記事では、金（ゴールド）が持つ雰囲気や金の種類（18金・14金）についてご紹介します。

1. ロケットペンダントは地金（素材）に注目しよう！
- 1.1. 金が持つ雰囲気とは
2. 金（ゴールド）の種類
- 2.1. 18金
- 2.2. 14金
3. 金（ゴールド）の選び方
- 3.1. 18金がおすすめの人
- 3.2. 14金がおすすめの人
4. 金属アレルギーは大丈夫？
5. 金（ゴールド）のお手入れ方法
6. オールジュエリーなら豊富なジュエリーをご用意しております
7. 金（ゴールド）のロケットペンダントについて知ろう！

ロケットペンダントは地金（素材）に注目しよう！

ロケットペンダントを選ぶ際には、地金（素材）に注目するのがおすすめです。地金（素材）を変えるだけで、雰囲気が全く異なります。ここでは、金（ゴールド）が持つ雰囲気をご紹介します。

金が持つ雰囲気とは

金は、明るい、やわらか、華やかな印象を持っています。デザインによっては華美に、華奢なデザインならやわらかな雰囲気を出すことができます。

エレガントな雰囲気を持っているゴールドは、1点取り入れるだけでも高級感を醸し出してくれます。上品できれいめな着こなしと合わせるのがおすすめです。また、古着などのスタイルとも相性が良いでしょう。

高級感のあるゴールドは、デイリーの格上げにはもちろん、存在感があるので、ドレスアップスタイルにもマッチします。

金（ゴールド）の種類

金は純度によって種類が分けられており、特徴が分かれています。金はK18（18金）などと表記されます。このKは「カラット（karat）」の頭文字です。カラットゴールドを示しており、「金がどのくらい含まれているか」を表現する世界共通の単位です。金の純度は24分率で表現するため、24金（24K）が純金です。ただし、純金と言っても全ての成分が金だと加工ができないため、金が99.9％までであれば純金とされています。良く使われる金の種類と特徴は以下の通りです。

金の種類と特徴

	純金含有率	特徴	用途例
24金	99.99％～	純金他の金属が混ざっていない腐らない輝きが失われない	インゴットコイン（資産価値を示すためのアイテム）
22金	91.6～91.7％	24金よりも強度がある純金に近い輝きを持つ	ジュエリーアクセサリー金貨
18金	75％、混合物25％	適度な強度があるので加工がしやすいカラーバリエーションが豊富	ジュエリーアクセサリー時計カメラ
14金	58.5％、混合物41.5％	強度が高い輝きが少ない変色や色落ちのリスクはある	ジュエリーアクセサリー
10金	42％、混合物58％	価格が安い市場に出回りやすい	ジュエリーアクセサリー

さらに、ロケットペンダントに主に使われている「18金」と「14金」について詳しくご紹介します。

18金

18金は、18/24のゴールドを含んでいる金属のことです。75％が金で、残りの25％は他の金属を含んでいます。金属の成分や配合は、ジュエリーブランドごとに異なります。金の含有率が高いため値段が高く、価値も高くなります。純金はとてもやわらかいため、他の金属を加えることで硬度を上げており、ジュエリーでは18金が主流です。ただし、金の価格が高騰したためアクセサリーの価格も上がってしまっています。そのため、リーズナブルかつ高級感のある素材として、14金や10金が普及してきました。

また、金属の配合を変えたカラーバリエーションが豊富です。代表的なカラーバリエーションに以下が挙げられます。

・イエローゴールド

イエローゴールドは純金に銀と銅がほぼ同じ割合で配合されている金属です。黄色味が強く、金本来の華やかさを感じられるのが特徴です。K18のはっきりとしたイエローで、金本来の高級感のある色味に近いとされています。鮮やかな色合いを感じたい人はK18がおすすめです。

・ピンクゴールド

ピンクゴールドは、純金に銀と銅、亜鉛、パラジウムなどが配合されています。金の割合を多くすると、銅の割合が減るためやさしい色合いを出すことができます。

・ホワイトゴールド

ホワイトゴールドは純金に銀とパラジウム、亜鉛などを配合している金属です。イエローゴールドやピンクゴールドには、ゴールドの黄色さが残っていますが、ホワイトゴールドは、白に近いカラーが特徴です。また、ホワイトゴールドは金の割合とは関係なく、表面をロジウムという金属でコーティングを施しています。そのため、色合いは全て同じになります。

金属の含有量によって、ゴールドの色や風合いは大きく変わります。そのため、好みや使うシーンなどによって選べるのも18金の特徴です。

14金

14金は、金の含有率が58％の金属です。14金には、金以外の金属としてパラジウムが混ざっているものもあります。18金と比較すると金の含有率が低いので、やや変色しやすいとされています。ただし、14金の方が他の金属の配合率が高いため、純度が高い金よりも硬度が高く、傷がつきにくいのが特徴です。そのため、14金の方が傷が目立ちにくいでしょう。

またアレルギーの引き起こしやすさの違いもあります。14金には、割金がおよそ42％含まれているので、アレルギーの原因となる可能性があります。特に溶けやすい金属である「ニッケル」が含まれているかどうかは要注意です。ニッケルによる金属アレルギーが気になる場合は、「ニッケルフリー」であるかどうか確認しましょう。

金（ゴールド）の選び方

ここでは、自分に合った金（ゴールド）の選び方についてご紹介します。

18金がおすすめの人

18金は全体の75％が金である金属です。残りの25％が割金となります。

18金は以下のような人におすすめです。

・アレルギーのある人

・一つのアイテムを長く使いたい人

・細かなお手入れが苦手な人

・温かみのある色味が好きな人

18金は金の含有率が高いため、アレルギーを起こしにくいとされている金属です。そのため、敏感肌の人やアレルギー体質の方は18金の方がおすすめです。ただし、18金でも全ての人にアレルギーが起こらないわけではありません。特に銀や銅にもアレルギーがある場合は、18金でもアレルギーを起こす可能性があります。

また、カラーゴールドのロケットペンダントを身につけたい人にも、18金はおすすめです。カラーゴールドは以下のように表記されるので、チェックしてみましょう。

YG	イエローゴールド
PG	ピンクゴールド
GG	グリーンゴールド
RG	レッドゴールド
WG	ホワイトゴールド

14金がおすすめの人

14金は、全体の約58％が金であることを示す表示です。残りの約42％は他の金属で構成されています。他の金属の配合は、ブランドによって異なりますが、銀、銅、パラジウムなどが一般的です。

14金は以下のような方におすすめとされています。

・安価なのでさまざまなアクセサリーを楽しみたい人

・見た目に高級感があれば素材は気にならない人

・少しでも価格を抑えたい人

・変形しづらいアクセサリーを選びたい人

・肌の強い人

金の含有量が半分と少しのため、「高級感がないのではないか」「チープに感じられるのではないか」と思っている方も多いのではないでしょうか。一昔前は、18金しか流通していなかったことから、他の金属に抵抗感を持っている人もいるでしょう。しかし、現在は加工技術も向上し、見た目にはほとんど遜色のない14金のアクセサリーも登場しています。また18金よりも安価なことから、普段使いにしたい人にも人気があります。

さらに、変形しづらいアクセサリーを探している人にもおすすめです。硬さがあるので変形しづらく、輝きが持続します。ロケットペンダントを気軽に身につけて楽しみたい人にはぴったりでしょう。

金属アレルギーは大丈夫？

一般的に、金の含有率が高い18金の方がアレルギー反応は出にくいとされています。そのため、金属アレルギーがある方は、18金の方が安心できるでしょう。ただし、アレルギーが出るかどうかは人によって異なります。また、アクセサリーをつける場所によってもアレルギーが出たり、出なかったりする場合もあります。例えば、リングは14金でもアレルギーが出ないのに、ネックレスは14金だとアレルギー反応が出てしまう可能性も考えられます。18金だからと言ってアレルギーが出ないというわけではないので、注意しましょう。

また汗をかきやすい夏場などは、金属アレルギーが出やすいとされています。これは汗をかいているのにアクセサリーをつけっぱなしにしていると、汗で微量の金属が溶け出し、アレルギーを発症してしまう可能性があるためです。