アレキサンドライトはいつの誕生石?おすすめアクセサリーも紹介
アレキサンドライトは、昼と夜とで色が変わる美しい宝石として人気があります。宝石の中には誕生石に指定されているものがあり、生まれ月の宝石を身に付けていると幸せになるといわれています。アレキサンドライトも、誕生石に指定されている宝石の一つです。本記事では、アレキサンドライトはいつの誕生石なのか、おすすめのアレキサンドライトアクセサリーなどをご紹介します。
アレキサンドライトは6月の誕生石
アレキサンドライトは、光源により色を変える神秘的な宝石です。太陽光の下では、青みがかった緑、ろうそくの光などでは赤やワインレッドに見えるので、「昼のエメラルド」「夜のルビー」などと呼ばれています。
アレキサンドライトは、6月の誕生石に設定されています。誕生石は身に付けていると幸せが訪れると考えられています。そのため、6月に誕生日を迎える人には特におすすめといえるでしょう。
誕生石の決まり方
誕生石はどのように決まるのでしょうか。ここでは、誕生石の決まり方について詳しくご紹介します。
そもそも誕生石とは
誕生石の正式な由来は明らかになっていませんが、旧約聖書「エジプト記」に出てくる祭司長の胸当てにはめ込まれた12種類の宝石ではないかとされています。これは、「ヨハネの黙示録」に描かれている、聖都の12の土台を飾っている宝石に由来しているといわれています。これは、イスラエルの12の部族または12の使徒の象徴と考えられています。これが、現在でいう誕生石の基礎になったとされているので。その後、誕生石の地域や時代によって、他の宝石に変わることもありました。現在では、1912年にアメリカの宝石業界で決定された種類が、今日では一般に用いられているものです。
2021年12月20日に改訂
誕生石は、2021年12月20日に63年ぶりに改訂されました。これは、日本ジュエリー協会や山梨県水晶宝飾協同組合、全国宝石卸商協同組合が連携して定めたものです。これまで、日本では63年前にアメリカの宝石業界が定めた誕生石が一般てきでしたが、宝飾品業界として統一したいとの思いから、今回の改定につながったといわれています。この改定により、6月の誕生石に新たにアレキサンドライトが追加されました。そのほか、以下の誕生石が追加されています。
新たに追加された誕生石 | 既存の誕生石 | |
1月 | なし | ガーネット |
2月 | クリソベリル・キャッツ・アイ | アメシスト |
3月 | ブラッドストーン、アイオライト | アクアマリン、サンゴ |
4月 | モルガナイト | ダイヤモンド |
5月 | なし | エメラルド、ヒスイ |
6月 | アレキサンドライト | 真珠、ムーンストーン |
7月 | スフェーン | ルビー |
8月 | スピネル | ペリドット、サードオニックス |
9月 | クンツァイト | サファイア |
10月 | なし | オパール、トルマリン |
11月 | なし | トパーズ、シトリン |
12月 | タンザナイト、ジルコン | トルコ石、ラピスラズリ |
アレキサンドライトの名前の由来
アレキサンドライトは、19世紀と比較的近年に発見された宝石です。「アレキサンドライト」という名前は、第12代ロシア皇帝アレクサンドル2世の名前から付けられたといわれています。1830年に、当時12歳だったアレクサンドル2世の誕生日に、アレキサンドライトが発見されたことから「アレキサンドライト」と名付けられたとされています。
発見された当初は、深い緑色であり、エメラルド鉱山から発見されたことから、エメラルドだとされ注目されませんでした。しかし、その後、ろうそくの下で見てみると、深い赤色に変わったことから、今までにない、珍しい宝石であることが分かったのです。その希少性と美しさから、ロシア皇帝に献上されることとなりました。そのため、ロシアで「皇帝の宝石」とも呼ばれています。
アレキサンドライトの語尾部分である「-ite」や「-lite」は、鉱物や化石を意味する接尾辞です。これば、「石」の意味を持つギリシャ語である「lithos」が語源とされています。多くの宝石は、地名、外観、化学組成などに由来するものが多いので、「-ite」や「-lite」が付けられることがほとんどです。名前は、鉱物名の統一と鉱物学の発展を目的としている国際組織「国際鉱物学連合」で審査を受けます。これが、承認されると、新鉱物としての名前が決定するのです。
おすすめのアレキサンドライトアクセサリー
ここでは、誕生石を身に付けたい人におすすめのアレキサンドライトアクセサリーをご紹介します。
アレキサンドライトイヤリング・ピアス
顔の横できらきらと美しく輝くアレキサンドライトいやリングやピアスは、昼と夜とで色合いが変わるため、印象をガラッと変えられるのが魅力です。イヤリングやピアスは、顔のタイプで選ぶ方法があります。
・丸顔タイプ
丸顔はかわいらしい印象を与えますが、「顔が大きく見える」と悩んでいる人もいるでしょう。顔の印象を変えたい人におすすめのタイプは、華奢で直線的なタイプです。たとえば、チェーンがついたデザインはシャープな印象を与えてくれます。そのため、やわらかな雰囲気を持つ丸顔タイプの方にぴったりです。またフリンジや、縦長のしずく型などもすっきりとした印象を与えてくれるでしょう。また大ぶりで縦になったデザインなどもあります。
・面長タイプ
面長タイプはほっそりした輪郭をしています。大人っぽい印象を与えますが、「顔が長く見える」と気にしている人もいるでしょう。面長タイプの方に向いているのは、フープピアスや一粒タイプなど丸みを帯びたデザインです。また大ぶりデザインやボリュームのあるデザインも似合うでしょう。
一方で、長方形やドロップ型など縦に長いデザインは顔の輪郭を強調してしまうので、あまり向いていないでしょう。そのため、選ぶ際には実際に鏡に合わせてみましょう。
・ベース型タイプ
ベース型は、はっきりとした印象を与えるタイプです。落ち着いた雰囲気がありますが、「角ばった顔に見える」と思っている人もいるでしょう。そんなベース型タイプの方に似合うのが、耳の形に沿っているフープデザインや丸みを帯びたデザインです。耳元に丸みのあるデザインを持ってくれば、全体的に優しい印象を与えられるでしょう。
一方で、長さのあるデザインのものやボリュームのあるデザインは輪郭が強調して見えてしまいます。そのため、できるだけ、着用後のイメージを確認することをおすすめします。
・卵型タイプ
卵型タイプは、顔全体に立体感があるので、額やあごが丸みを帯びています。そのため、理想的な顔の形といわれているタイプです。
卵型タイプにおすすめなのが、フープタイプやボリュームのあるデザインです。卵型タイプは、基本的にどんなデザインでも似合いやすいとされていますが、付けたことのないデザインは、装着後をイメージすることをおすすめします。
アレキサンドライトネックレス
アレキサンドライトのネックレスは、胸元を美しく彩ってくれるでしょう。会話中などに注目されることの多い胸元にアレキサンドライトネックレスが輝いていれば、女性らしさや上品さなどの印象を与えられるでしょう。普段使いだけでなく、パーティーにもぴったりです。
アレキサンドライトブレスレット
手元でキラキラと輝くブレストレットは、アレキサンドライトの光の変化が見やすいのが魅力です。ブレスレットには、さまざまなデザインのものが販売されているので、使うシーンや好みによって選ぶのがおすすめです。
・テニスブレスレット
テニスブレスレットは、一周すべてに宝石がちりばめられたブレスレットです。細めの種類が多いですが、幅広のものもあります。全周が宝石で作られているため、宝石の輝きを楽しみたい方におすすめです。
テニスブレスレットという名前は、1970~80年代にかけて活躍したプロテニスプレーヤー、クリス・エバートが由来と考えられています。エバートは、試合中に身に付けていたダイヤモンドのブレスレットをなくしてしまい、ブレスレットが見つかるまでゲームを中断するように頼みました。その日から、彼女が身に付けていたブレスレットのことをテニスブレスレットと呼ぶようになったのです。
・ステーションブレスレット
ステーションブレスレットは、宝石や真珠などが等間隔に配置されたブレスレットのデザインです。「ステーション」は駅のことで、等間隔に宝石が並んでいるのが、まるで駅が並んでいるようなデザインであることから名付けられました。さまざまな角度から宝石の輝きを楽しみたい時におすすめです。また、ネックレスなどの他のジュエリーとマッチしやすいのも特徴です。
・ワンポイントブレスレット
ワンポイントブレスレットとは、宝石を一粒だけ付けたブレスレットです。シンプルなデザインなので、世代を問わずに身に付けやすいのが特徴です。セッティングされた宝石の輝きが目立ちやすく、手元を美しく装飾してくれるでしょう。さりげなく身に付けたい時や時計などを一緒に身に付けたい時におすすめのデザインです。
・チェーンブレスレット
チェーンブレスレットには、チェーンを手首に巻き付けるようなデザインを指します。細くて華奢なのが多いですが、チェーンが太くて存在感のあるデザインもあります。細いチェーンのものは繊細なため、上品な印象を与えてくれるでしょう。チェーンが太いものはメンズもぴったりです。存在感があり、遊び心を取り入れたい時にもおすすめです。
アレキサンドライトリング
手元で輝くアレキサンドを見やすいリングは、幅広い年代の方に人気があります。また、アレキサンドライトは希少価値が高く、婚約指輪として選ぶ人も増えています。光によって違色合いを見せてくれるアレキサンドライトは、その不思議な雰囲気から「他とは違った婚約指輪が欲しい」という方にぴったりです。
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アレキサンドライトは6月の誕生石である
アレキサンドライトは、2021年に新しく6月の誕生石として追加されました。誕生石を身に付けると幸せが訪れると考えられているため、特に6月に誕生日を迎える方におすすめです。光源によって異なる色合いを見せるアレキサンドライトは、さまざまなジュエリーに加工されています。イヤリング・ピアス、ブレスレット、ネックレス、リングなどがあるので、好みのジュエリーを身に付けてみてはいかがでしょうか。